不動産価格急騰するマイアミ、その背景

マイアミは、1960年以降キューバ人移民(約150万人)を中心に大きく成長した都市です。20年ほど前からベネズエラ人、コロンビア人などの移民が急増し、現在では人口の70%はラテン系と言われています。基本的にそれぞれの移民者が、コミュニティーを開拓し成長していったのがマイアミです。コロナウイルス、パンデミック、そして、その後の不動産価格急騰は、全地位域に例外なく影響をもたらしました。その背景はマイアミの立地条件にあります。フロリダ州南部の内陸は、湿地帯で住むことができません。大西洋海岸線から内陸へ車で40分ほどでこの湿地帯とななるためマイアミを中心に南北への住宅地が開拓されました。南は、フロリダ州最南端のHomestead, FlordaCity(マイアミから45分ほど)まで早々と開発が進んでしまいその先は伸びることができません。現在では、北への開発の急速に進み、フロリダ中心部(オーランド)から北部への開発が活発となっています。パンデミック後アメリカ人の引越し先の州、圧倒的ナンバーワンのフロリダでは、ラテン人によって作られたコミュニティーにどんどんアメリカ人が’移り住んでいるのが現状です。今後は、アメリカ人の数が急増すると予測されます。

動画:Miami 2022
 

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